白米と玄米と発芽する玄米との違い
収穫したお米は籾殻(もみがら)に包まれています。この籾殻を取ると糠(ぬか)でおおわれた玄米となります。玄米に付いている糠をとったものが白米、糠を取らないものが玄米です。発芽する玄米は、玄米の糠の硬い外皮を取り苦みをなくし胚芽を残したものです。しかも自宅の炊飯器内で発芽する玄米です。発芽玄米は「完全食」と言われるほど優れた栄養価を持ちます。


発芽玄米は、免疫力を高めるビタミン・ミネラルが豊富(対:白米
発芽した玄米には、ビタミン・ミネラルがバランス良く含有されています。カルシウムやカリウム・鉄分・マグネシウムもたっぷりあわせ持っています。ビタミンB1・ビタミンEもしっかり含まれます。豊富に含まれている食物繊維は、腸内の毒素を排出する作用もあるといわれており、栄養の吸収がよくなると共に、小腸では脂肪を包み吸収を遅らせるようです。

また、気持ちを安定させるギャバや、健康に一役かうオリザノールも含有されており、G1値が低く急激な血糖値の上昇を防ぎます。白米より多く含まれている天然ポリフェノールは、活性酸素消去(抗酸化)などの作用があるようです。


玄米、特に発芽玄米に多く含まれる「ギャバ」とは
ギャバとはrアミノ酪酸というアミノ酸のことで、神経細胞の発火を抑える働きがあり、気分を穏やかにする助けをします。また、脳への血液を活発にし酸素供給を増加させ、脳の新陳代謝を促進することから、主な生理作用としては脳の血流改善・血圧降下・精神安定・肝腎機能活性・アルコール代謝促進作用などがあるといわれています。ギャバが含まれている量は、白米に1mg、玄米に3mg、発芽玄米に10mgとされています。よって、発芽させれば白米の10倍になるということです。


●オリザノールとは
オリザノールとはお米に含まれている特有の成分で、特に米胚芽部分に豊富に含まれています。お米を精米して白米にすると多くの胚芽部分が取れてしまいますが、玄米や発芽玄米を食べることで摂取することができます。作用として、脂質のバランスを整える・抗酸化作用があるなどの効果が確認されいるようです。また、オリザノールは抗酸化作用が高いため、細胞の酸化を防ぐ報告もあるようです。


炊飯器で発芽する玄米が良い訳
玄米を炊いてそのまま食べてもよいですが、食感が固く、よく噛まないと消化が悪くなってしまいます。玄米を発芽状態にすることで、栄養素が玄米の時よりも遥かに吸収されやすい状態になります。また、食感も食べやすくなり白米にはない旨味を出すこともできます。浸漬して発芽させた生の玄米を真空パックにし、それを食べる時に炊飯器で炊く方法もありますが、保存が難しく、発芽させるために浸漬時にギャバが含まれている水をパックする時に捨ててしまうというもったいないことにもなります。

その点炊飯器で発芽する玄米は、食べたい時に食べる量だけ発芽させるので新鮮です。そういう理由から本当に良いものを皆様にお届けしたいと考え、特殊な精米で胚芽部分を残した「炊飯器で発芽する玄米」を作り、ご提供させていただいております。(お好みで白米と一緒に炊いていただいても、美味しく召し上がれます)
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